旅・ライフ

幸せな生き方 Part 3 いい香り心地よい音… 五感をひらく幸せな暮らし  

ふと楽しかった想い出や、なつかしいあの土地、あの場所、あの人をおもう時・・その場面だけじゃなく、匂い”香り”やその空気感を思い出すことはないだろうか。

リゾートホテルのリラックスを感じるいい香りだったり、空港のこれから飛び立つ期待をのせるような”凛”とした空気。

 

感じ方は人それぞれだけど、視覚だけでなく、街の喧騒、匂い、異国のはじめての味、触れた優しさ冷たさ… 五感を通して人は記憶に残す。

そんな誰もがもっている感覚、五感。使わないで頭に頼りがちだったらもったいない。感覚が広がると、こころが、身体が、喜ぶ瞬間をもっともっと感じれる。

 

こころが、身体が、外へひらきたくなるハーモニー奏でる五感。さあ五感をフルに奏でて、今よりもっと幸せを生きよう。

何が心地いいかは自分が知ってる

衣・食・住。くらしていくことに五感は必要だから、感覚を使うなんて特別な意識は必要ないのだけれど。

もっと美味しく食べて、もっと気分よく装い、もっと気持ちよく住まいたかったら。五感をひらけばくらしは五感のエンターテインメント。

 

ほんとうは特別なことがなくったって、人間生きてるだけそれだけで楽しい。食は、ただ命をつなげるため食べるのではなくて・・目にも美味しく盛り付けて、集って味も音もおしゃべりだって楽しめる。

美しいテーブルセッティングに一皿ごと流れゆくシェフの世界、五感を通して楽しめる食、それはもうアートだ。

「物のない空間が落ち着く」「温かくひだまりを感じる部屋がいい」「高い場所が気持ちをアップしてくれる」…

いい気分で過ごせる場所は心に穏やかさをくれるもの。心地いいと感じる住まい、気持ちのいい装い、元気でいられる食… 心地よさは自分がいちばん知っているのですよね。

 

ひとそれぞれにもつ、気分をよくしてくれる色。心地いいと感じるいい匂い、いい気分にさせてくれる音楽。

感覚sense は敏感になること、ひらいていくことで育つもの

 

「こんな色調が肌移りをよくしてくれるんだ」、「この香りを嗅ぐと幸せを感じる」…

心地いいとふわりと心が幸せになる。そんな自分の感覚に敏感になると、五感はもっとひらいてく。

 

さあ今日が勝負の日。今日の気持ちをのせてくれる音楽はこれできまり、色はコレ。五感をひらくと!そういう感覚が自然と出てくるからワクワクする。

五感で感じるって幸せのもと。フレッシュな朝、五感がひらくと今日一日に幸せが運ばれてくる気持ちになれるから。

五感をひらくと幸せになる?

弱っているとき、ヴィヴィットvividな色は辛い。刺激を少なくして、只々休んでいたいと思う。ほんとにめいって、疲れて… 弱ってる時は、太陽の光さえ眩しすぎていらない気持ち。

そんな時ベージュに代表されるような、ダルdullトーンのソフトで優しい色合いは安らかさを感じ疲れない。

 

少し元気になってくると・・グリーンに柔らかな色彩の花が目に映ったり、暖かい日差しにカーテンを開けて新鮮な空気ほしさに外へ出たくなったり、

その時の身体の状態で、欲するもの、心地いいと感じるものは少しずつ違ってくる感覚。

 

そこに人それぞれの五感の記憶や何か。美味しいと思う味や心地いいと思う音、いいと思う香り… 人それぞれ感じ方の違いというのもあるのですよね。

 

住宅のインテリアのコーディネートでは、そのイメージに色合いが先行することがある。

あるご夫婦は”白と黒を基調にもし色を使うなら赤”だけに。女の子2人と過ごすファミリーのリクエストはとにかく”ピンクを基調、白をアクセント”に。

 

トイレを楽しく派手にして!漫画を読みたくなるような笑える空間がいい。とにかくグリーンが落ち着くからと、壁をぜんぶの部屋をグリーンにしたいという要望もあったり。

色イメージの感覚・・・に限らず、心地よいと思う感覚は個性と合わさって人それぞれなのだ。

 

赤いものには目を惹きつけられるから”ドキッ”と感じたり、だからこそ危険信号を知らせてくれたりもする。身体が疲れたら欲しくなる”甘いもの”が、血糖値をあげてくれる。

 

五感は味方だ。五感が身を守ってくれ、ある時は助けてくれ、そして五感を大きくひらいていくと、活き活きと “喜び” をももっと感じさせてくれる。

心地よさは流れていくハーモニー。「心地よく存る」ということは自分の中そして周りとの調和を生みだすということだから。

人って自然と気持ちのいいところに寄ってくもの。自分の心地よさを知り、心地いい自分から内から外へと調和していられるとき・・自分から幸せを呼んでいる。

おわりに

小学生のこどもが「母さんのお弁当みんなが美味しそう」っていうんだ、と不思議そうに言っていた。「僕からみたら隣の友達の方が、白いのがこう・・分け目があって、ちゃんとちょっとずつ色々あるというか・・」

「母さんのは、ばんばんという感じ、、でもまあなんだか僕母さんの弁当!食欲はわくんだよね~」

 

その日の朝になって「今日は弁当」と言われ・・ばん!と盛り付けることも多いおべんとう。色を味方に食思を味方に美味しそうに盛り付けるのは得意だ。

色いろを少しずつ楽しむ楽しさもあるけれど、お腹のすいたランチタイムに “食思をそそるおべんとう” は子供たちに美味しそうに見えたのだろう。

 

五感を味方にすれば、自分の気分を高めたり、周りに調和したり、誰かの心地よさまでつかんだり・・・きっと毎日のくらしは楽しくなる。

五感をひらいてこころも身体ものびやかに、もっと幸せに。くらしからもっと幸せを呼びこもう。

 

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