エイジ・生き方

もっと幸せの理由

“人はなぜ生きてる?” って考えたのは何がきっかけだっただろう?
看護の仕事をしていなかったら、ぼんやりとしか心に留めなかったかもしれない。

学生のとき、人は何のために生きるか?という看護研究があって、そんなの “生きがい” があるからでしょ… と思った。

だけど他の人は”子孫を残すため”とか答えていてそんな事思ってもなくてとても驚いた。

思いや考えってその時に見ている「自分の世界」で感じること、色いろなんだ・・
そう思ったのが、人それぞれの生き方そして “幸せ” に興味を持った最初かもしれない。

生きてるを感じる幸せ

看護の仕事をしていると人の局面に出会う。不意な怪我や事故、病気を患ったり、一生にそう何度もあるわけのない手術、、

生と命を感じさせられるそんな場面は、いつ誰にでも起きうる事だから・・自分に振り返ってより “生きている” を感じることになる。

命がここにあって生きている、今ここにいること。それを感じるだけで「幸せ」を感じられるんだなあって・・とそんなとき思った。

いきいきと活きずいているとき、ホントに人ってきらきらしてきれい。

いちばん自分の活きずくカタチで日々を心地よくいられたら、人は幸せをより感じれるんじゃないかな・・

だから “もっと幸せ” を望むとき、『生きること』を大切に、もっとよくばりに自分を活かしてあげることを考えてみるといい。

心地よい方向に自分を活かしていけたら、今よりもっと『幸せ』になれるから。

今を活かすことは・・

新人時代、看護の仕事をしていたときのこと。ナースキャップをつけても頼りのない私に、「何のために頭に帽子つけてんだよ」と本気で患者さんに怒鳴られたことがあった。

頭をつかえ、ナースなんだろ、君にわかるの… 心の内にいろんないいたいことがあったはず。その時、突然の事故で脊髄損傷になった患者さんに “気持ちをわかろう” と一生懸命だったけど・・・

あの頃は、頑張っても逆に患者さんに近づけなかった。そうしてそのぶん痛い思いもしたから、どうしたらいいのかもよく考えた。

患者さんの心をつかんでいる先輩や、他のナースと比べては・・・ その都度悔しさを感じたけれど、やっぱりそう簡単には思う姿に近づけない。

そうして見て、感じて、壁にぶつかる度、、結局は “今できること” で患者さんのプラスになることを考えてやってくしかない、という結論にいきつくことになる。

「無理に患者さんの気持ちになろうとしてもできないものはムリ・・・ そこで苦しむより、患者さんのために、自分のできることを軸に考えて動くしかないんだ。」

そう思って、今できることに気持ちをもっていったら・・なんだか患者さんとの関係も上手く運ぶようになっていった。

ほしいものは手をのばさないとつかめないけれど、無理に手をのばしてもつかめない。

それ以上に “今を活かすこと” で、ほしいものへ、なりたい何かに、いき着きたいどこかへと近づいていくんじゃないだろうか。

生きるってアート

生きることは時を重ねながら描かれていく・・・そして自分で描いていくことのできるアート。

長いようで人生は一瞬。そしてどこにいようと誰といようと、結局はひとり。感じたこと、選んだ道、そして経験、がひとつの生き方になる。

“もっと幸せ” は自分をいきいきと活かしていくこと、”ずっと幸せ” は活かし続けること。

活きた一日一日を描いていく、生きることこそがアートなんだ・・
アートの中にある人生、それがここで発信するLIFE IN ART、幸せを感じて生きる源。

さあ “もっと幸せ” に、アクティブに “ずっと幸せ” を描いてみよう。

Bundeux Site / ベーアンドゥ サイト 〖もっと幸せ、ずっと幸せ〗は、Life in Art /インテリア、食、装い、暮らし…  ~ 生きるって描くアート ~ をコンセプトに、日々を彩り「生きる豊かさ」に広がり・つながる・情報発信 journalです。